ビューティー・エージェント

• マガジンハウス「クロワッサン」2006年5/25号
  「最近、心震える音楽聴きましたか」掲載

愛や恋の歌は、若い人のことはよくわからない…、と「心まで老化させていた」という最近の吉川千明さん。
ドラマの主題歌をきっかけに、中島美嘉の繊細さと女らしさに惹かれたようです。中島美嘉さんといえば、薄眉と、目の下のくっきりしたアイラインで、甘さの薄い顔立ちを生かしたビジュアルもその魅力の人です。「かわいらしさを露骨にださない人。そして無理につっぱってみせたりもしない人。年齢は若いけれど大人の女性。」と、すっかりファンに。
彼女の歌のなかでもバラード、とりわけ3枚目のアルバム『MUSIC』の『桜色舞うころ』-『朧月夜〜祈り』-『火の鳥』の3曲の流れがオススメとのこと。美しい詞に情景が浮かんだり、スケールの大きな曲にアレンジされた日本の名曲に悠久の時間を感じたりして、「曲を作る人たちの才能がすばらしい。…私もまだまだ磨かれていくわ。」と思うほど、固まりかけていた心に響くアルバムです。

以前、フジテレビ『僕らの音楽』（2006年3月10日放映）、中島美嘉×黒柳徹子対談にて、中島美嘉さんは「歌がうまいかどうかは自信がない。でも、気持ちを込めて歌うことには自信がある。」と語っていました。その歌が吉川千明さんに届いて、新しいエネルギーを生み出しました。
メイクをしながら繰り返し曲を聴き、彼女のように目の下にくっきりとアイラインを入れると、「いつもよりお肌が透明に見える！そんな気がするの。」
きれいを作るのは、化粧品だけでも、食べ物だけでも、運動だけでもありませんね。

• 中島美嘉『MUSIC』

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